私は、日本の原風景ともいえる自然豊かな町で、毎日雄大な阿蘇を見て伸び伸びと育ちました。昔は子供たちが泥んこになって外で遊んだり、川で泳いだりするのは当たり前でした。でも今の子供達は外では遊べないと、家の中でゲームをすることが多くなりました。
川には生活廃水が多量に流され汚くなって入れない、大腸菌がいるからと砂遊びも出来ない。更に川の三方をコンクリートで固め、地面をアスファルトにしてしまった。その上、農薬散布。自然のメカニズムが破壊され、土壌がやせて、米も野菜も汚れ、それを食べる人間にアレルギー体質が増え、アトピー性皮膚炎で悩む人が多くなってきました。
「水」が変われば、米も野菜も変わり、人の身体も浄化され、子供達も元気になるはず そのような思いが強くなりました。2人の子育てに奮闘していた頃、自分の子供時代と比べると、大地や自然の恵みと共存出来ていない事に気づきました。熊本のように昔から《水の都》と言われる地でさえ、色々と環境は変わり、自然の恵みは決して永遠では無い事を痛感したのです。子供達が外遊びをする事は、人格形成に大きな影響を与えると私は信じています。
我が子や未来の子供たちがキレイな川や海、ホクホクした土に触れ、五感で遊べる自然環境にしたい!その母親の想いが強い原動力となりました。
子育てや生業の傍ら環境セミナーに参加し、微生物の存在とパワーを知りました。そこから微生物を探し、実験を行い、微生物を利用した製品の開発を始めました。それから4年『知らぬ強み』で体当たりして、ようやく今のBB菌に辿り着きました。