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下駄箱がカビ臭い原因は?正しい方法でニオイ対策をしよう

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下駄箱を開けると、鼻を突くようなカビの嫌なニオイが……。

こういう経験はありませんか?

意外と見落としがちな下駄箱。

実はカビが生えやすい場所なんです。

今回の記事では、下駄箱がカビ臭くなる原因と、カビ臭の対策方法についてご紹介します。

関連記事:洗濯槽のカビを取る方法と予防について解説!カビ掃除は塩素系だけじゃない

下駄箱のニオイの原因

下駄箱の嫌なニオイの原因として、大きく2つ考えられます。

カビと増殖した雑菌(細菌)です。

カビと雑菌が繁殖しやすい環境はほとんど同じなので、下駄箱の嫌なニオイの多くがカビか雑菌のどちらか、または両方を原因としています。

原因① 雑菌

雑菌は繁殖条件が揃うと、短時間で爆発的に増加します。

カビ臭とはまた少し違った、嫌なニオイを発するのが特徴です。

雑菌は増殖を繰り返し、なん千、なん億と増え続けます。

いくら小さな存在だといっても、これだけの量が存在すればニオイも相当なものになってしまいます。

例えば、濡れた雑巾をしばらく放置したときや、雨が降った日の電車の中など、独特なニオイを感じたことはありませんか?

これが、雑菌のニオイです。

濡れた状態や汚れが残っている状態は雑菌の増殖につながってしまうため、いかに乾燥させるか、汚れを残さないかが大切になります。

原因② カビ

下駄箱はカビが増殖する条件が整いやすい場所です。

カビは3つの条件「20〜30℃くらいの気温」「80%以上の湿度」「汚れが溜まっている」が揃うと活発に繁殖し、私たちの目に見えるようになります

高温多湿で、かつ栄養となるホコリなどの汚れが溜まっている環境はカビの増殖にうってつけ!

下駄箱はこの条件が整いやすい場所なのです。

靴や下駄箱がにおうNG行動

下駄箱がにおうNG行動は、悪臭の原因であるカビや雑菌を繁殖させてしまうことです。

自分では気づかないうちに、カビや雑菌が好む環境を整えてしまっているかもしれません。

ここでは、靴や下駄箱がにおう原因=カビや雑菌を繁殖させてしまうNG行動について解説します。

履いた靴をすぐ下駄箱に入れている

帰宅して脱いだ靴を、そのまま下駄箱に収納していませんか?

カビ・雑菌は温度・湿度・栄養の3つの条件が揃うと繁殖します。

脱いですぐの靴はカビ・雑菌が繁殖しやすい条件が揃っています。

人の汗や体温で高温多湿になり、汚れにより栄養も豊富な状態です。

雨の日は中敷が濡れている可能性もあるでしょう。

このような状態のまま靴を片付けてしまうと、当然カビや雑菌が繁殖してしまいます。

下駄箱の扉をずっと閉めたままにしている

下駄箱の扉をずっと閉めたままにしていると、空気がこもってしまいます。

空気がこもって、動かない状態だと湿気が溜まりやすくなり、カビや雑菌が増殖する原因に

下駄箱のニオイ対策

下駄箱のニオイ対策に大切なことは、カビや雑菌が好む環境を整えないようにすることです。

下駄箱内部の気温や湿度を適度に保ち、定期的に掃除をすることがカビなどの繁殖予防になり、結果としてニオイ対策にもつながります

具体的な方法を解説します。

  • 換気をする
  • 下駄箱を定期的に掃除する
  • 靴を入れすぎないようにする
  • 履いた靴は乾燥させてから片付ける

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換気をする

下駄箱の扉は、定期的に開けて換気するようにしましょう。

風通しが悪いと湿度が上昇しがちです。

週に数回扉を開くだけでも、ニオイ対策として効果があります。

定期的に換気をしていても取り除くことができない湿気には、除湿剤の設置がおすすめです。

下駄箱を定期的に掃除する

カビや雑菌の栄養となる汚れを溜め込まないよう、定期的に掃除をすることも大切です。

下駄箱の掃除をする際は、一度箱の中に片付けている靴をすべて取り出し、換気も兼ねて行うのがおすすめです。

水拭きの代わりに防カビ効果や除菌効果のある製品を使用する

掃除の際、水で拭くのもいいですが、おすすめは防カビ作用や除菌効果のあるスプレーを使うことです。

水で拭き上げても、そのあとの防カビ効果や除菌の効果は期待できません。

市販の除菌スプレーはもちろん、濃度が70%以上のアルコールも除菌効果があるので、購入してみてはいかがでしょうか(※持続的な除菌効果を保証するものではありません)。

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掃除をしたあとは時間を置いてしっかり乾燥させることがポイント!

水で拭いたあと、または除菌製品などを使用したあとは水気がなくなるまで扉を開けて乾燥させましょう。

靴を入れすぎないようにする

意外と見落としがちなのが、下駄箱の容量と片付けている靴の量。

容量いっぱいに靴やお手入れグッズを詰め込むと風通しが悪くなり、湿気が溜まる原因になってしまいます。

カビや雑菌がほかの靴に移る可能性もあります。

使用していないお手入れグッズや靴は手放して、収納スペースに余裕を持たせるようにしましょう

履いた靴は乾燥させてから収納する

脱いですぐの靴は汗が染みつき、また足の温度によって湿度が高い状態です。

しばらく乾燥させてから片付けるのが良いでしょう。

靴を乾かす際は、靴を寝かせるのではなく立てかけるのがおすすめです。

こうすることで内部の湿気を効果的に逃すことができます。

靴の汚れがひどいものはあらかじめ取り除いてから収納しましょう。

残った汚れはカビや雑菌の栄養になってしまいます。

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