くらしの研究室

  1. ホーム
  2. くらしの研究室
  3. カビの投稿一覧
くらしの研究室

お風呂のカビは予防が重要!カビ予防策を徹底解説

カビお風呂 株式会社ビッグバイオ

ビッグバイオがお客様アンケートを行ったところ、ご家庭の悩みで一番多かったのが「お風呂のカビ」です。換気しても、掃除しても、何度でも生えてくるカビ。
お風呂になぜカビが生えるのか? カビが生えるメカニズムやカビを予防する方法、おすすめのグッズについて解説します。

お風呂にカビが生えるのはなぜ?

そもそもカビとはどんなもの?

カビは微生物「菌類」の一種です。生き物ですから水分や栄養を取り込み、繁殖します。カビの素になる胞子は、室内・室外問わず、空気中に漂っています。
胞子はどこかしらにくっつき、繁殖条件がそろうと発芽、菌糸を伸ばして成長し、胞子を作り増殖する、というサイクルを繰り返します。
たった1つの胞子だったカビは数週間〜数ヶ月と時間をかけて数億以上に増殖。カビを放置すると、取り付いた物が分解され、劣化につながります。
さらに健康被害を引き起こす可能性もあります。

カビのライフサイクル

 

お風呂にはカビが繁殖しやすい3つの条件が揃っている

お風呂は、カビが生える3つの条件がそろっています。

① 水分…湿度により成長スピードが変わります。

湿度75%以下…数ヶ月で生える。
湿度90%以上…数日で生える。
入浴直後は湿度が90%以上になります。

② 栄養…カビはなんでも食べます。

お風呂には、カビの栄養になる皮脂や垢、毛髪などが豊富にあります。しかも湯気やシャワーの水しぶきで天井まで栄養がついてしまうのです。

③ 温度…およそ0〜40℃で繁殖します。

20℃を超えると活発になり、25℃あたりが最もカビの生えやすい温度です。
50℃以上になると、ほとんどのカビは死滅します。

掃除してもまた生えるカビ。その訳とは

「掃除したのにまたカビが……!」それは目に見えないカビが原因。カビが生えたところだけ掃除しても、そこら中に見えないカビが潜んでいます。特に天井は胞子が落下して、お風呂全体にカビが生えやすくなります。

 

カビが生えにくくなるお掃除法

掃除で一番大切なことは、気づいたらすぐに対処すること。カビは2〜3日放置するだけでどんどん広がり、時間が経つほど取れにくくなります。カビが小さいうちは取れやすいので、広がる前に取ってしまいましょう。
カビが生えたら、天井から下に向かってお風呂全体を除菌します。

アルコールで除菌

浴室全体をアルコールで除菌します。カビが多いときは布をアルコールで湿らせて拭き取り、天井はフローリングワイパーや柄の長いブラシに除菌剤をつけて落とします。
アルコールはカビの細胞膜を破壊します。濃度は70%が一番殺菌効果があります。

アルコールでカビが取れない場合

お風呂用のカビ取り剤を使います。
カビ取り剤をつけたあとにラップやキッチンペーパーで覆うと、薬剤の液ダレを防ぎ、浸透してカビがとれやすくなります。

カビ汚れがひどい場合

カビ取り剤をつける時間を長めにすると効果的ですが、長時間放置すると材質の劣化につながりますので、ご注意ください。また、使用後はよく水で洗い流し、換気をしましょう。

カビ以外の汚れがひどい場合

カビ以外の汚れがひどい場合は、はじめにその汚れを取ります。
汚れがついたままだと、カビ取り剤が浸透しにくいためです。

注意点

●カビ掃除をする際に強くこするとキズがつき、そのキズからカビや汚れが入り込んでしまいます。拭き取るか軽くこするようにしましょう。
●カビや洗浄剤が皮膚などに付かないよう、マスク・ゴム手袋・メガネなどで体を保護することも忘れずに。
●洗浄剤を使う前には説明書をよく読み、正しくお使いください。
●除菌剤・洗浄剤を使用後は必ず換気をしてください。

カビ掃除の注意点

お風呂用カビ取り剤でカビが取れない理由

カビを放置すると、お風呂用カビ取り剤を使っても取れにくくなってしまいます。
成長したカビの菌糸が壁や床、天井などの奥深くまで入り込み、薬剤がカビの根元まで届かなかったり、色素が残ってしまったりするのが原因。
カビは掃除するより、生やさないようにするのが一番です。

カビが取れない理由の解説画像

お風呂のカビを予防するには?

カビの予防策は情報がたくさんあり、何をやったらいいのか悩みどころ。
カビ予防策とその効果について解説します。

① 換気する

カビ予防の基本として言われるのが換気です。お風呂の湿度を下げてカビが繁殖しにくくなります。
換気のポイント
窓や換気扇以外に、お風呂のドアを少し開けて空気の流れを作ります。

※入浴直後に開けると、湿気が洗面所に入ってカビが生えやすくなります。
 入浴後30分以上経ってから開けるようにします。
換気扇を使用する場合、フィルター掃除を定期的に行う。

② 冷水をかける

入浴後に冷水でカビや汚れを洗い流します。
冷水をかけるとお風呂の温度が下がり、カビが繁殖しにくくなります。また、水蒸気を減らすこともできるので、天井の汚れを減らすことにも繋がります。

③お湯をかける

60度くらいのお湯を1箇所に5秒ほどかけます。
熱によりカビを死滅させることができます。表面温度はすぐに上がらないので、カビが死滅する50度より高めに設定し、しっかりと5秒ずつお湯をかけるのがポイントです。さっとかけるぐらいではカビは死滅しません。なお、お湯が熱いので、注意してください。
夏場は熱がこもりカビが繁殖しやすくなったり、冷水に比べ時間もかかります。場合に応じてお湯と冷水を使い分けるのがよいでしょう。

④ 水分を拭き取る

入浴後に布や水切りワイパーで水分を拭き取ります。
カビが生える原因の1つ、水分を取り除くことで、カビが繁殖しにくくなります。水アカ汚れもつきにくくなります。

拭き取りのポイント

●天井→壁→床。上から順に拭き取ります。平面部分はワイパー、凹凸部分は布で拭き取るなど道具を使い分けるといいでしょう。
カミソリやお風呂用おもちゃ類を置かない。拭き取りが楽になり、ヌメリ防止になります。
あまり神経質にならず、できる範囲で行うのが、長続きするコツです。

カビ予防のコツはカビの成長を遅らせること。換気と他の予防策をするだけで、カビ予防の効果は上がります。
無理なくできる予防策で、カビが成長する前に掃除をするのが、お風呂をキレイに保つポイントです。

カビ予防にプラス!おすすめカビ対策商品

普段のお手入れにカビ予防剤を取り入れて、お風呂のキレイをキープ!
ビッグバイオのカビ予防製品は自然界の微生物の力を使用しているので、有害なガスが発生することはありません。小さなお子様からご年配の方まで安心して使えます。

設置するだけで3ヶ月。楽して予防したい方に

\根強い人気!水を入れるタイプ/
with BIO 浴室用 カビ予防剤

【商品画像】withBIO浴室用カビ予防剤1

\女性に人気!ビーズゲルがカワイイ/
ちょこっと置いて吊るしてBB菌防カビ・浴室用

【画像】ちょこっと置いて吊るして防カビ浴室用

\お風呂に置き場がない方へ/
with BIO お風呂の防カビ 貼るタイプ

【画像】withBIOお風呂の防カビ貼るタイプ 中身

 

お風呂に物を置きたくない方に

\カビが気になる天井、壁、床。徹底的にカビ予防したい方に/
カビのち晴れ BB菌スプレータイプ(浴室用)

【画像】カビのち晴れスプレー浴室用

まとめ

カビに気付いたら、すぐに掃除

入浴後は温度と湿度を下げてカビ対策

カビ予防剤を使用してカビを生やさない

カビの予防と対策について解説しましたが、いかがでしたか。
疲れた体を癒しリラックスさせてくれるお風呂。せっかくリラックスしても、カビの予防策で疲れたら意味がありません。カビ予防も無理なく継続することが大事です。
いろいろ試して、ご自身に合った予防法を見つけてみてください。


エアコンの中はカビのユートピアだった・・・

カビエアコン くらしの研究室


夏真っ盛り、大活躍の「エアコン」。

高度成長期(1960年代半ば)にはカラーテレビ、クーラー 、自動車は三種の神器(3C)と言われていましたが、もうエアコンのない夏なんて考えられないくらいの必需品になっています。
しかしエアコンは高いところに設置してあり、お手入れが難しいものです。
また汚れが目に付きにくいため、気がつけばカビが生えていたなんてことも・・・。

カビがはえてしまったきのさん家のエアコン・・・(ToT)
エアコンのカビ予防対策は万全ですか?!きのさんのブログを読む

 

今回はエアコンのカビやお手入れについてお話しします。

カビ臭がしたら、エアコン内はカビのユートピア

カビは元々無臭です。カビ臭はカビが繁殖する過程で分泌されてたものがニオイの原因になります。エアコン起動時にカビ臭がしたら、カビが繁殖しているサインです。

エアコンはカビが繁殖する条件が揃っています。
1.エアコン内部は狭く、風通しが悪い。
2.使用中は部屋を締め切って換気をしない。
3.冷房・除湿運転すると冷却ファンが結露、湿度が高い。
4.カビの栄養も豊富

カビは空気と一緒にフィルターを通り抜けて、エアコンに入り込みます。
エアコンのフィルター、ドレンパン、熱交換器、ファン、内壁は汚れがたまりやすくなっています。中には抗菌仕様のものがありますが、効果が永遠に持続するものではありません。

タップで画像拡大

カビ対策としてよく聞くのがフィルター掃除ですが、暑い中の掃除をわずらわしく感じる方も多いのではないしょうか。かくいう私もその一人です。なぜ、フィルターの掃除をしないといけないのでしょうか。

 

フィルター掃除、やるべきかやらないべきか、それが問題だ

フィルター部分は乾燥しているためカビが生えにくいのですが、フィルターやダストボックスにホコリが溜まるとカビの餌になります。また室内でタバコを吸うとさらにホコリが付きやすくなります。タバコのヤニ、植物樹脂「タール」がベタベタしているのが理由です。
シーズン中のフィルター掃除を推奨するのはそのためです。
空気を吸い込む時にホコリが溜めると空気の流れを遮り、電気代も上がります。
エアコンのカビを放置すると、カビ臭だけでなくカビによるアレルギー疾患などを患う可能性があります。

カビが生えてしまったら・・・

カビが生えた時、久しぶりにエアコンを動かす時などにエアコンのお手入れをします。メーカーや機種によりお手入れ箇所や方法も異なりますので、使用しているエアコンの取扱説明書を必ず確認してください。ここではお手入れの要点をまとめました。

お手入れ前に

運転中はエアコン内でファンが高速回転しています。必ず運転を停止して、電源プラグを抜くかブレーカーを切ってください。

注意点・使ってはいけないもの

40℃以上のお湯。プラスチック部品が変形することがあります。
漂白剤・みがき粉。部品を傷めてしまうため使わない。
部品を直射日光に当てない。劣化の原因になります。

自分で掃除できるところ

本体・前面パネル・ルーバー(風向板)

柔らかい布で乾拭き、または水かぬるま湯で濡らした布をよく絞ってから拭きます。

フィルター

フィルターを取り外します。掃除機の設定を“弱”にし、ホコリを吸い取った後、水で洗い流します。汚れがひどい場合は、台所用の中性洗剤で洗います。
洗ったあとは日陰で乾かします。
掃除の目安
自動掃除機能がある機種:1シーズンに1〜2回、ダストボックスのホコリも取ります。
自動掃除機能がない機種:2週間に1回

室外機

外に設置してあり見落としがちな室外機。エアコンを本格的に使用する前・台風後がお手入れの目安です。
無理をしない手でとれる範囲で、付着したゴミを取ります。
・室外機周辺(側面、裏側 吸込口、吹出口)に置いた物や生えた草を取り、風通しを良くます。
ほこりやゴミで室外機の吸い込み部分が閉ざされてしまうと、風量の効率が下がり、電気代が上がる原因に。
・排水ホース(ドレンホース)を下向きにして、泥やゴミを取ります。ゴミなどが詰まると排水できず逆流して、エアコンから汚水が出る場合があります。また虫の住処になっていることもあるので、忘れずにチェックします。

 

エアコンの内部洗浄

ドラッグストアなどで洗浄スプレーが販売されていますが、各メーカーは推奨していません。
理由は、エアコン内部に残った洗浄剤が部品の割れ・劣化などで故障原因になる可能性があります。
また火災の原因にもなり、発火する事故が実際に起きています。原因はエアコンの内部にある電気部品に洗浄液が付いてしまったことです。
またカビがひどいと洗浄スプレーでは完全に汚れを落としきれない場合もあります。
専門知識がなく分解すると故障する恐れがあるため、エアコンの内部洗浄をする場合は、メーカー窓口・販売店・専門業者に頼むことをおすすめします。

エアコンのカビ対策

カビは落ちにくいため、お手入れの手間を省くためにもしっかりカビ予防をします。

1 換気をする

空気の流れがないとカビはその場に留まり、成長し菌糸を伸ばします。成長が進むとついた物の中まで菌糸が伸び、取れにくくなります。カビ取りしても内部に菌糸が残るため、またカビが生えてきます。そのためカビがつかないよう風通しを良くします。
換気は5分程度を目安に、部屋だけより家全体を換気したほうが良いです。
換気するタイミングはエアコン起動前や夏場は気温の低い朝方。運転中に換気する場合、換気中は温度を少し高めに設定。
換気の度に電源を切らない。電気代が上がり、エアコンの効率が下がります。

2 冷房・除湿運転後の内部乾燥

内部乾燥とはエアコン内の乾燥機能で90分ほど時間がかかります。今は運転停止後に自動で乾燥する機能がほとんどです。消し忘れたと思い、停止ボタンを押すと内部乾燥が終わりますので、ご注意ください。
※すでに発生しているカビを取り除く機能ではありません。
※内部乾燥がない場合は、送風運転を3時間ほど行います。

3 シーズン中のフィルター・ダストボックスの掃除

4 カビ予防剤を使う

今は置き型・スプレータイプなどいろんなエアコン用のカビ予防剤が出ています。使いやすさや無香料など、好みに合わせて選びます。
市販のものは防カビ・抗菌成分やバイオ(微生物)でカビを抑えるものが多く、効果は2〜3ヶ月程です。
カビが生えていない新品時やお手入れ後の設置が効果的です。

 

おすすめビッグバイオのエアコン用カビ予防剤

with BIO エアコン用カビ予防剤(6ヶ月)

エアコン天面部の吸気口に設置するだけで、BB菌がカビより先に繁殖して、カビの発生を抑えます。効果は約6ヶ月間と長持ち。
長期間、暑い時期が続き冷房を使う機会が増えています。冷房シーズンが終わった後、暖房の結露によるカビ対策にも効果的です。ぜひお試しください。
※すでにカビが生えている場合は、エアコンのお手入れをした後に設置してください。

設置例1

設置例2

タップで画像拡大

BB菌は自然界に分布する枯草菌の一種で、納豆菌の仲間です。安全性も確立しています。

エアコンや高所の設置が難しい場合は・・・

ちょこっと置いて吊るしてBB菌プレミアム

カビのち晴れ BB菌ゲルタイプ

お部屋のカビをBB菌が抑えることにより、エアコン内部へ入り込むカビを減らします。吊り下げや置き型なので、設置もカンタン。風通しの良いところに設置するのが効果的です。

フィルター掃除はハードルが高いですが、換気・内部乾燥・予防剤を行うだけでも違います。
まだまだ暑い日が続きますが、エアコンをきれいにして乗り切りましょう!