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簡単にできるお風呂のカビ対策とは?日々できることを取り入れてカビを防止しよう

カビお風呂 くらしの研究室

一日の疲れを落とすお風呂の時間。

快適なバスタイムを過ごしたいのに、気がかりなのがカビの問題です。

せっかく掃除をしても、またすぐにカビが生えてしまう……。

そんな経験はありませんか?

実は、ちょっとした工夫でカビの発生を抑えることができるんです!

今回は簡単にできるお風呂のカビ対策を、具体的に紹介します。

カビ対策グッズ

カビ取りしてもまたお風呂場の黒カビが生える理由

浴槽の縁にいるゴムアヒル

「何度カビ取りをしても、気づけばまたカビが発生していた」なんてことは、多くの方が経験済みなのではないでしょうか。

これは、カビの原因菌が浴室中に存在していることが原因です。

普段、私たちが生活する空間には多くの原因菌が潜んでいます。

これらは普段は目に見えませんが、カビが好む環境が整うと成長し、黒カビとして姿を現すのです。

そのため目に見えるカビを取るだけでなく、目に見えない原因にアプローチすることもカビ取りやカビ予防のポイントとなります。

カビを防止する方法は、意外と簡単なことでOK!

お風呂上がりに少し工夫するだけで、カビの発生を防ぐ効果が期待できます。

関連記事:カビが発生しやすい部屋ごとのカビ対策を解説!具体的な除去方法について

簡単にできる浴室のカビ防止対策

浴槽とふた

カビは「室温」「湿度」「栄養(※)」の3つの条件が揃うと、目に見える形で発生します。

逆に、これらの条件を揃えないような工夫が、カビの発生防止につながるのです。

  • 浴槽のふたを閉じる
  • 壁や床、天井の水滴を拭き取る
  • 換気をする
  • お風呂上がりに60℃くらいのお湯で浴室を洗う
  • 床や壁などを定期的に掃除する
  • 排水口のごみを毎日取る

詳しく解説します。

※栄養とは食べかすやホコリ、石鹸かすなどの汚れのこと。

浴槽のふたを閉じる

浴槽にお湯を張った際、お風呂から上がるタイミングや誰も入浴していないタイミングで浴槽のふたを閉じることで浴室の湿気や温度の上昇が防がれ、カビの生育に適した状態を維持しにくくなります

ふたをしないと水蒸気が浴室全体に広がり、浴室内の湿度や気温が下がりにくくなります。

そしてカビの好む高温多湿の環境が長く保持され、結果としてカビの繁殖につながってしまうのです。

注意点として、定期的にふたの掃除をすることを忘れないようにしましょう。

せっかく浴室内のカビの発生を防いでも、ふたを放置していると今度はふたに黒カビが発生してしまいます。

壁や床、天井の水滴を拭き取る

お風呂上がりに壁や床、天井の水滴を拭き取ることで、室内の乾燥時間を短縮することができます。

カビは湿気の多い環境で繁殖するため、乾燥時間を短縮することはカビの発生を抑えることにつながるのです。

浴室に専用のスクイージーを置いておくと良いでしょう。

換気をする

浴室にある換気扇

入浴後は必ず十分な換気を行い、浴室内の湿度を下げることを心がけましょう

換気は湿度を下げるだけでなく、こもった熱気を逃す役割もあります。

換気扇だけでなく、扉や窓を開くことも効果的です。

扉を開ける際、脱衣所を閉め切ったままにしていると今度は脱衣所の湿度が高まり、カビの発生を促してしまいます

扉を開ける場合は窓も開けておいたり、脱衣所の扉も解放しておくなど空気の流れを作るようにしましょう。

お風呂上がりに60℃くらいのお湯で浴室を洗う

カビは50℃以上の熱湯に弱い特徴があります。

熱湯を5秒程度かけることでカビを死滅させることが可能です

ただ、表面温度はすぐには上昇しないため、カビが死滅する温度よりも高めに設定しておくことをおすすめします。

なお、お湯で浴室を流したあとはきちんと水滴を拭き取ることや換気することを忘れないようにしてくださいね

関連記事:カビ掃除に熱湯は意味ある?死滅に必要な温度などを解説

床や壁などを定期的に掃除する

壁や床についた石鹸かすや皮脂汚れなどは熱湯だけでは落としきれません。

週に1回は専用の洗剤を使って掃除するようにしましょう。

壁や天井はスポンジと洗剤で掃除が可能ですが、角や溝のような小さな場所はスポンジでは届かず汚れが溜まりがちです。

こういったところには、歯ブラシなど小さなサイズのブラシを併せて使用すると良いでしょう。

排水口のごみを毎日取る

排水口は皮脂汚れや髪の毛、石鹸かすなどさまざまな汚れが集まることもあり、浴室の中でもかなりカビが発生しやすい箇所です。

できるだけ毎日ごみを取り除くことで、カビの発生を防ぎましょう。

防カビグッズでカビ掃除の手間を減らそう

掃除道具のイメージ図

カビを予防するためには、入浴後のちょっとした工夫と併せて、防カビグッズの使用もおすすめします。

防カビグッズはさまざまな種類がありますが、多くの場合目に見えないカビの原因に作用し、浴室の環境をカビが生えにくい状態に保ってくれます。

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