寝るときの加湿器、どこに置くのが正解?避けた方が良い場所も解説
朝起きてから感じる喉の痛みや肌の乾燥に悩まされている人も、多いのではないでしょうか。
これは、寝室の乾燥が原因かもしれません。
乾燥が気になる季節になると部屋に欠かせない存在となる加湿器ですが、置き場所によってより効果的に加湿できることはご存知ですか?
「加湿器を買ったけど、どこに置けば良いか分からない」
「効果的な置き場所を知りたい」
そんな悩みをお持ちの方のため、加湿器を置くうえでの注意点や、より効果的に加湿できる最適な場所について今回は詳しくご紹介します。
加湿器を掃除する手間が省けるアイテムについても紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
寝室に加湿器を置くのがおすすめな理由
朝起きたときに感じる喉のイガイガや、鼻のムズムズは風邪の初期症状としてよくあげられますが、もしかしたらこれは空気の乾燥が原因かもしれません。
乾燥は身体のバリア機能低下につながり、バリア機能が低下することで風邪を引きやすくなってしまいます。
それだけでなく、室内の湿度が低いと肌が乾燥したり髪がパサついたりすることも。
乾燥によるさまざまな影響を防ぎ、湿度を適正に保つためには加湿器の使用が欠かせないのです。
寝室に加湿器を置く際のおすすめ場所
寝室に加湿器を置く際のおすすめポジションは下記のとおりです。
- 寝室の中央、または部屋の角や壁際から離れた場所
- 卓上タイプは床から1mほど高い場所
「寝室の中央」「床から1mほどの高さの場所」、この2箇所は効率的に加湿するためにできるだけキープするのがおすすめです。
詳細を解説します。
寝室の中央に置く、または部屋の角や壁際から離れた場所
加湿器を寝室の中央、または角や壁際から離すことで部屋全体に水蒸気が行き渡りやすくなり、部屋全体の湿度を均一に上げることが可能です。
部屋の中央に置くのが理想ですが、設置場所の近くに障害物があると効率的に加湿できないため、設置の際には注意しましょう。
また、エアコンの風が直接当たる場所はなるべく避けるようにしてください。
エアコンの風が当たることで加湿器の湿度センサーが誤作動を起こし、快適な湿度を保てなくなる可能性があります。
卓上タイプは床から1mほど高い場所
大型モデルを除いた、テーブルなどに置けるサイズの加湿器を置く場合は、床から1mほど高い場所を選びましょう。
最低でも、水蒸気の吹き出し口が床から30cm以上の高さになる場所が好ましいです。
床は冷たい空気が溜まりやすい場所なため、その近くに吹き出し口があると水蒸気がすばやく冷やされ、結露が生じやすくなります。
結露をそのまま放置しておくとカビが繁殖してしまうため、できる限り床付近に加湿器を置くのは避けるようにしましょう。
加湿器の設置を避けた方が良い場所
逆に、加湿器の設置を避けた方が良い場所は、下記のとおりです。
- 窓際や壁際
- 床に直置き(卓上タイプ)
- 出入り口付近
- 本棚の近く
- 電化製品の近く
- 顔に水蒸気が直接当たる場所
壁際や窓際・床に直置き(卓上タイプ)
結露が起こりやすい場所や、空気の出入りが激しい場所は避けるようにしましょう。
窓際・壁際に置くと結露が発生しやすくなり、カビの繁殖を促進してしまう恐れがあります。
卓上タイプの加湿器を直接床に置くのも同様です。
出入り口付近
出入り口付近は頻繁に扉の開け閉めが発生する場合があるため、効果的な加湿を妨げる可能性があります。
本棚の近く・電化製品の近く
本やパソコン、タブレットなど水を苦手とするものの周辺に加湿器を置くのもおすすめできません。
加湿器に近ければ近いほど当たる水蒸気量は多くなるため、同じ部屋に本や繊細な電子機器がある場合は、できるだけ離れた場所に加湿器を設置するように対策しましょう。
顔に水蒸気が直接当たる場所
よくある勘違いに、加湿器を顔の近くに持ってくることでより肌の保湿をしようとするパターンがあります。
しかしこれは間違いで、肌に付着した水分は蒸発する際に肌内部の水分まで持っていってしまうため、逆に肌の乾燥を進めてしまうのです。
肌の乾燥が気になる方は特に、水蒸気が直接当たらない場所に加湿器を置くようにしましょう。
加湿器を使ううえでの注意点とは?
加湿器を使ううえで気をつけたいことは下記の4点です。
- カビ・雑菌対策を行うこと
- 適切な湿度設定をすること
- 定期的なお手入れをすること
- 使う水にも気を配ること
カビに関してはここまでにも少し触れましたね。
ここではカビ対策の具体的な方法も併せて解説します。
カビ・雑菌対策を行うこと
寝室は夜しか使用しない場合が多く、閉めきったままのことも多いため湿気がこもりやすい環境です。
そんな状態で加湿器を用いるとどうなるでしょう?
湿気が溜まり、カビ・雑菌が繁殖しやすい環境になってしまう可能性は十分考えられます。
気になる加湿器の悪臭などは、繁殖した雑菌などが原因。
カビや雑菌の対策として有効なのが適切な湿度や温度を知り、それに合わせた管理をすること、部屋を清潔に保つことです。
加湿器を正しく使用して適切な湿度を保ち、定期的に掃除をしてカビの餌となるホコリや食べかすを部屋に残さないようにすることが、カビ対策としてとても重要な行動となります。
また、防カビ効果のあるグッズを使用するのもとてもおすすめです。
カビの発生しやすい環境について、より詳細な説明は下記の関連記事をご覧ください。
関連記事:カビが発生しやすい湿度とは?快適な湿度とカビの関係や予防法について
関連記事:カビが発生しやすい部屋ごとのカビ対策を解説!具体的な除去方法について
適切な湿度設定をすること
加湿器を稼働するうえで、忘れてはいけないことが適切な湿度設定です。
ただ加湿すれば良いわけではなく、過剰な加湿はジメジメとした不快な空間を作り出してしまいます。
人が快適に過ごすことができる適切な湿度は40〜60%といわれているため、この数値を保つようにしましょう。
そのため、寝室の加湿器を一晩中稼働したままにするのは(季節関係なく)おすすめできません。(エアコン運転時はその限りではありません)
タイマー機能を使って、1〜2時間程度加湿したら自動的に電源が切れるように設定しましょう。
多くの場合、加湿器を使用する際は部屋を閉めきっていると思います。
閉めきった部屋であれば、ある程度湿度を保つことが可能なので、安心してください。
定期的なお手入れをすること
定期的なお手入れは、加湿器を使用するうえで欠かせません。
「使っているのは水だけだし、掃除しなくても大丈夫なんじゃない?」
そう思う方も少なくないでしょう。
しかしこれは誤り!
水(水道水)にはカルシウムやマグネシウムなどのミネラルをはじめとする、さまざまな成分が含まれています。
これらの成分は水分が蒸発する際に一緒に蒸発するわけではないので、掃除をしない限り加湿器のタンク内に蓄積してしまうのです。
こうした汚れの蓄積を防ぎ、加湿器を安心・安全に使用するために毎日水の交換を行い、定期的なお手入れを欠かさないようにしましょう。
しかし、定期的に掃除していてもいつの間にかカビや雑菌が繁殖していて、嫌なニオイやヌメリが気になるようになるかもしれません。
加湿器を使う人におすすめなのが、加湿器用の除菌剤です。
中でもビッグバイオで開発、販売している「ヨウ素DEすっきり加湿器用(商品一覧ページに飛びます)」はヨウ素と呼ばれるミネラルの力を用いて、水中の雑菌を除菌します。
カビや雑菌の繁殖を抑制することで嫌なニオイやヌメリを防ぎ、めんどうなお掃除の手間が省けるアイテムです。
「ヨウ素DEすっきり加湿器用」の詳細を知りたい方は、下記の画像をクリック!
(画像は3本入りのスリムタイプと、大容量の10本入りの商品です)
使う水にも気を配ること
加湿器に入れる水は水道水でなければいけません。
各メーカーでも水道水が推奨されている場合が多いです。
中には、きれいな水の方が良いと考えて加湿器にミネラルウォーターなどを使用している方もいるかもしれませんが、これは加湿器のフィルターの劣化を早めてしまうためおすすめできません。
フィルターの劣化が早まると交換費用もかかりますし、それに気づかず加湿器を使い続けると、加湿器本体や部屋が汚れやすくなるかもしれません。
加湿器での使用を避けた方が良い水の種類は
- 40℃以上のお湯
- 汚れた水
- ミネラルウォーター
- アルカリイオン水
- 井戸水
- 浄水器の水
などです。
水道水以外の水を使用すると、前述のとおりフィルターの早期劣化はもちろん、カビや雑菌の繁殖にもつながります。
加湿器本体が故障する可能性も高くなるため、使用は避けるようにしてください。
加湿器のお手入れ、おすすめアイテム紹介
今回紹介した情報を参考に、あなたのお部屋に合った最適な場所を見つけて、乾燥とはおさらばした快適な空間で眠りましょう!
そんな加湿器ですが、やはりお手入れの頻度が気になるところではないですか?
「ヨウ素DEすっきり加湿器用」は、加湿器のめんどうなお掃除の手間が一気に省けちゃう画期的なアイテム!
タンクにポンッと1本入れるだけでOK!
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