くらしの研究室

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洗っても洗濯物が臭うのはなぜ??

豆知識ニオイお洗濯 くらしの研究室

2月にリニューアルしたばかりの「ヨウ素DEスッキリ 洗濯用除菌剤」。

こちらの商品は洗濯時に除菌して、臭いを防ぐ商品です。

洗濯物が臭う原因は「雑菌」。キレイに洗ったつもりでも、洗濯物には雑菌が残っています。

洗剤で洗っているのになぜ雑菌が残っているのでしょうか。

 

洗濯物に「雑菌」が残っているわけ

1、汚れが残っている

洗濯物が多すぎて、水や洗剤の量が足りずに十分に洗濯できていない。汚れがひどく、一度の洗濯では洗いきれていない。

汚れが残ったまま干すと、乾くまでの間に雑菌が繁殖する原因になります。

2、洗剤・柔軟剤の使用量が多すぎる

洗剤をたくさん使うと汚れがよく落ちるイメージですが、一定量を超えると洗浄力は変わりません。

逆にすすぎきれず、衣類や洗濯槽に洗剤が残ってしまいます。残った洗剤が衣類を傷めたり、洗濯槽にカビや雑菌が繁殖する原因になります。

柔軟剤も同じで、いい香りがする、臭いを消すために入れすぎるのはよくありません。

3、汚れた服や濡れたタオル、洗った洗濯物を放置、洗濯物が乾ききれていない

汚れを放置したり、湿った状態が続いて雑菌が繁殖する原因になります。

4、洗濯槽が汚れている

洗濯槽は洗剤の溶け残り、洗濯物についた汚れ、水垢などが溜まります。この汚れをエサにカビも繁殖、汚れてしまいます。洗濯槽が汚れていると、必然的に洗濯水や洗濯物が汚れます。

 

以上が主な原因になります。濡れていたり、湿っていたりすると雑菌が繁殖することは一般的に知られていることだと思いますが、なぜ水分があると雑菌が繁殖するのでしょうか?そして雑菌のニオイがする訳とは?

細菌(雑菌)が繁殖する要因

細菌は「栄養」「適温」「水分」この3つの条件が揃うと増殖します。

「栄養」発育・増殖するのに必要。特にタンパク質は最良の栄養源。

「適温」一般的には20℃〜50℃を目安に、細菌が活動しやすい温度になります。10℃以下60℃以上で、ほとんど増殖しません。※低温の0℃以下、100℃以上の熱でも死滅しない菌もいます。

「水分」は細菌が生きるために必要不可欠なもの。細菌は水分を取り入れて活動します。乾燥にも強い微生物がいますが、増殖はできません。

どれか1つでも欠ければ増殖しません。これは細菌にかかわらず、私たち人間にも言えることですね。

細菌(雑菌)はクサイ?

細菌は目には見えませんが、あちこちにいます。匂いはほとんどありません。菌が臭う原因は増殖・活動をし、栄養となる成分を分解しているからです。

例えば汗。お風呂上がりは匂いませんが時間が経つと汗臭くなります。それは細菌が汗を分解して臭うのです。

まとめ

洗濯物が臭う原因は「雑菌」。その雑菌が繁殖する要因は「栄養」「最適な温度」「水分」。洗濯物を干す時にこの3つの条件が揃うと、雑菌が繁殖し臭いの原因になります。

次回は「ヨウ素DEスッキリ 洗濯用除菌剤」の詳しい商品説明の予定です。お楽しみに♪