社員ブログ

電卓計算能力検定受験体験談 第2話

お久しぶりです。松菜です。

今回は前回の続きからお送り致します。

第1話を読んでいない方はこちらからどうぞ→

https://big-bio.com/news/363/

 

練習を始めて1ヵ月経った頃、早打ち用の電卓があるという情報をキャッチしました。

それまではCASIOの1,500円ほどの安い電卓を使っていて、カチカチうるさいのと電卓がガタガタ動くのが気になっていたので、早速ネットで調べました。

調べるとCASIOの『JS-20WK』が本格実務電卓といって、経理や税理士などプロにピッタリ。早打ちに対応していて早く打ってもうるさくないとの事。

定価は12,800円ほどして電卓にしては高価ですが、これから先ずっと使っていく電卓なので10年も使えば元が取れるだろうと購入を決意。

左が初号機・右が弐号機

 

一番の購入の決め手は、シリーズの中に私の好きなピンク色の電卓があったから。

好きなピンクだと検定の勉強もはかどるだろうと思いました。

この電卓を買ってよかったのは『検算』機能が付いていること。

これが見取算問題やるときにすごく使えました。

最初に見取算を打って答え合わせをして答えが合っていたら『検算』キーを押して、再度同じ問題を打ちます。間違っていたら警告音が鳴って間違えを教えてくれます。

これで早く正確に打つことに専念でき上達に一役買いました。

 

次にパソコンのテンキーの位置の見直し。

通常のパソコンのキーボードのテンキーは右側にあります。

私は仕事柄よく仕事でテンキーを打つので、仕事でも左手で数字を打てば、より効率よく練習ができるのではないかと思い付きました。

だったら、テンキーだけを買って左に置けばいいのでは?と思いつき早速実施。

左にテンキーを置いて思ったのが、右手はペンを持つ以外にマウスを操作し、左手に比べて右手の業務が多いことに気が付きました。

左手にテンキー業務を移行したことにより、今までテンキーを打ってはマウスを操作とわざわざやりかえることをやらなくてよくなり、マウスを持ったままテンキーを打てて作業効率が良くなったと思います。

今までの右手でテンキーという常識が覆され自分の中で革命が起きた出来事でした。

 

それから順調に電卓検定の問題をこなしていくうちにいくつかの問題に直面しました。

最初に購入したテキストが2・3級対応だったので、新たに1級の問題集を購入しました。

問題の内容を見ていると1級の乗算・除算問題は小数点の端数が出たとき、少数第5位の四捨五入と書いてありました。

え!私が購入したピンクの電卓の小数点の端数処理4桁までしかできないんですけど?

電卓購入して1ヵ月経ってないし、この為にわざわざ買いなおすもの勿体ないし、ピンク色の電卓気に入っているし…

と色々考えた結果、この端数処理の問題は20問中5問しかないから、電卓端数処理機能を『F』にして自力で四捨五入するしかないという結論に達しました。

問題集こなしていくうちにこの作業も慣れていくだろうと強行突破的な感じで行くことに決めました。

 

次に、電卓の左右を変えるということは伝票めくりの手も左右入れ替わります。

今までの人生ずっと左手で紙をめくってきた為、いざ右手で紙をめくろうとしても全然めくれません。

最初に左手で電卓を打ち始めたのと同じくらい手が言うことをきいてくれません。

右手で伝票をめくると計算が疎かになり、今までと左右が逆になったことで電卓を打つ時に『1』『3』、『4』『6』、『7』『9』を打ち間違えるというミスが多発するようになりました。

これも慣れるしかないということで、仕事の時もなるべく右手で紙をめくるようにして訓練していきました。

あと、伝票算には伝票ホルダーを使って紙を押えて伝票をめくりやすくするものがあります。

試験での使用が認められているので、右手めくり用の伝票ホルダーを探しましたが、左手めぐりほど需要がないので生産中止。

フリマアプリも探しましたが全くなし。

しかたがないので、100円ショップの物を使って自作することにしました。

作り方はファイルを好きな大きさにカットして、車の小物を置くすべり止めのシートをカットして両面テープで貼付。

あとは印鑑を押すときに使う捺印マットとクリップで伝票押えにして使うなど工夫して作成しました。

手作り感満載(*´ω`)

 

試験の1ヵ月半前くらいには1級の問題が出来るようになってきたので、試験の申し込みを1級と、もしダメだった時に備えて2級のダブル受験をすることにしました。

電卓検定は2級の試験が9時からで、1級の試験が10時20分からなので、同時受験が可能で、先に2級の試験なので、本命の1級を受けるときは試験の雰囲気にも慣れていて試験に集中できるだろうという判断です。(←かしこい!)

一通り全科目出来るようになったので、1ヵ月半前からタイムを計って模擬試験の乗算・除算・見取算・複合算・伝票算の順番で本番さながらの練習をし、スコア表に日にちと点数を付けていきました。

最初の頃は1巡目より2巡目の方が成績が良かったりと成長の証が見えていてモチベーションも上がっていたのですが、本番1ヵ月過ぎたあたりからオール満点を狙っていても、スランプなのか、詰めの甘さなのか1問簡単な間違えをしてオール満点を取れなくて自己嫌悪に陥ったり、思いの外スピードが速くならず焦ったりと試験までのメンタルは最悪でした。

試験2週間前にはそのストレスなのか、変なものを食べてしまったからなのか原因は不明ですが、胃腸の調子が悪くなり嘔吐下痢症になってしまい、自分のメンタルの弱さを改めて感じた日々でした。

幸いにも試験1週間前には体調も良くなり、あとは少しでも完璧に近づくように最終調整に入りました。

依然としてスランプはよくならず本番までずっと不安な毎日を過ごしていました。

電卓の練習時間は毎日仕事のお昼休憩の時に15~30分。仕事から帰って家で1時間。休みの日は3~5時間電卓を練習する生活を3ヵ月間続けました。

トータル150時間以上は練習したと思います。(←頑張った!)

つづく(^^)/

 

次回は感動の最終回(T_T)

電卓計算能力検定受験体験談 第3話|株式会社ビッグバイオ (big-bio.com)

果たして結果はいかに…


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