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よく見かけるガチガチのコンクリート護岸をなんとかできないものかと。。。

社員ブログ coba

こんにちは

研究部のcobaです。

今回は住宅街などでよく見るコンクリート護岸に対する取り組みの話をちょこっとだけしようと思います。

このような光景はいろんなところでよく見かけますよね。一見きれいに整備されているように見えますが、生物多様性の観点ではとても残念な光景です。また、自然護岸が持っている水質浄化能力も、コンクリートでシールドされているせいで完全に失われています。

コンクリート護岸のデメリットをまとめてみました。

①生物多様性⇒生き物がとても住みづらい環境で、生物多様性が失われている

②水質浄化能力⇒自然護岸に比べて浄化能力が著しく低下

③景観⇒人工的で殺風景、人が安らげる風景ではない

このような状況を当社が持つBB菌やブロック封入技術などで何とかできないか、いろいろ考えています。方向性としては菌入りの水質浄化能を持ったブロックに、水草などの植物が定着しやすい仕組みを織り交ぜて、今のコンクリート護岸を生かしつつその菌入りのブロックを効果的に配置して上記のデメリット、特に生物多様性などをメインに解決できないかと考えています。まあ生物多様性が増すと微生物の活動も含めた生物の活動が活発となり水質浄化にもつながると考えられます。

現在、付き合いのある大学の先生や関連企業の協力のもと、少しずつではありますが前に進めています。何かしら進展があったら報告したいと思います。