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三角岳・ワンダーフォーゲル部活動中・ビッグバイオ

社員ブログ 松菜

2022年に発足したワンダーフォーゲル部も無事に社長から承認がおり、

ビッグバイオ公式の部活に認定されました。

ワンダーフォーゲル部とは…

ビッグバイオ【ワンダーフォーゲル部始動!!!!!】

(YUANさんのブログ参照)

2022月2月に発足し、3月も絶賛活動中です。

3月頭には、心肺の強化と辛くてもやり抜く力を養うために

ビッグバイオの第2工場のある熊本県下益城郡美里町にある『日本一の石段』で

石段3,333段の登頂を行いました。

登頂後は皆でランチを食べ親睦を深め、楽しい時間を過ごしました。

 

 

そして、3月の連休中に本社の熊本県宇城市にある『三角岳』の登山を行いました。

メンバーも飯田山登山から2名増え、今回は6名で登山を行いました。

海も近く絶景の数々でとても楽しく登山することが出来ました。

三角岳からの眺めは、最高に良いです。特に天草方面は絶景!

途中、急な岩山を登ったり、前日の雨で少し滑りやすくなっていましたが

全員ケガもなく登りきることが出来ました。

頂上での景色

道中きつくてもこの景色を見るとつらかったことも忘れます。

 

下山後は皆でランチしながら三角岳登山の思い出話に花を咲かせて…

 

同じ宇城市にある御縁でお知り合いになり、特別に有限会社宮川洋蘭様の会社見学を行いました。

https://www.livingorchid.com/

弊社商品にも農業に使える多数の商品があるので、

https://big-bio.com/ec/products/list?category_id=23

直に農業の話が聞け、大変貴重な時間を過ごせ商品開発のヒントもいただけました。

 

また、普段は絶対に見ることが出来ない大量の胡蝶蘭に癒されました。

今回は登山以外に社会科見学もでき、いい休日を過ごすことが出来ました。

 

これからも充実した日々を過ごすためにビッグバイオ・ワンダーフォーゲル部は活動していきます!

 

そして、3月になって暖かくなり登山すると汗をかくようになりました。

なかなか簡単に洗うことが出来ない登山靴やリュックサックの使用後には

FABミストをシュッとスプレーをしておくと消臭と除菌され次に使うときも気持ちよく使用することが出来ます。

原料に天然成分を使用しているので山の中で使用しても植物の生態系を荒らすことないので

安心して使うことが出来ます。

https://big-bio.com/ec/products/detail/237

これからまん延防止も解除され、暖かくなり登山される方も増えると思います。

そのお供にFABミストはいかがでしょうか。

ウイルス対策にも活躍できます。


新米ぺーです!

社員ブログ ぺー

はじめまして。初投稿の“ぺー”です。

よろしくお願いいたします。

今年の1月に入社したばかりで、業務では主に通販を担当しています。

上司の超人YUANさんと一見クールなマルさんお二人の元、生あたたかい目で見守られながら、毎日がんばっています。

記念すべき初投稿内容はビッグバイオの通販商品をご紹介。

3月の通販限定商\水槽お手入れ&レイアウトを楽しむお得セット/

エコ・バイオリング ブラック2個+溶岩石約3kg(レイアウト用)セット

エコ・バイオリングは知ってる方もいると思いますが、水槽に入れておくだけで水を綺麗にしてくれる、夢のような商品です。

水槽の水は魚のえさの食べ残しやフンなどにより濁ります。エコ・バイオリングのBB菌は、水の濁りの元となる有機物・アンモニアなどを速やかに分解・除去するため、水替えの回数を減らすことができます。また水替えをする際に排水として流した水も水質浄化の手助けをするので環境にとても優しい商品です。効果も約1年と長持ち!

エコ・バイオリングの新色ブラックを記念してのお得なセットです。

このブラックの色もカッコよくて、個人的に好きです。

さらにレイアウト用の溶岩石もついてきます。この溶岩石、水槽だけじゃなくインテリアとしても使っても◎

(溶岩石は粉が出るので、使われる時は新聞紙などを敷いて作業をしてください。)

 

 

主人のフィギュアを借りて遊んでみました。溶岩の写真をA3にプリントして撮ったものです。

(ちなみに2枚目写真の手前右下のキレイな溶岩石はきのさんからお借りしました。ありがとうございます。)

撮影はなかなか面白かったです。

この写真を見て溶岩石が欲しくなった方、手軽にアクアリウムを楽しみたい方、興味のある方は3月31日(木)までです。お早めに!

 

最後に

主人からくれぐれも壊さないようにと釘を刺されました。可動式なので外れるみたいです。焦りました・・・。(;´Д`)

桜と花壇とマスク用涼感スプレー

社員ブログ

こんにちは!
この一週間で急に暖かくなってきた熊本からお届けします、鮎です。

私は今月で、入社一年になります。
昨年の三月、初めて会社へ来た日は、ビッグバイオの駐車場の桜が満開で、とてもキレイだったことを今でもよく覚えています。今年もそろそろ桜が咲くかなーと下から見上げてみたところ、ほんの僅かですが、柔らかくなってきたつぼみと、ピンク色の花びらを発見しました!最近は、毎朝、会社の桜の開花を待つのが楽しみです。

さてさて、そんな桜の下ですが、いつの間にか、花壇がひどいことになっていました…

製造部の有志の皆さんが、昨秋につくってくれた花壇。仕事で疲れた日に、花壇の花がら摘みをするのが私のひそかな楽しみだったのですが、最近花壇活動をさぼっていたせいか、「花壇」が「草壇」になっていました。このいきなりの暖かさで、桜だけでなく、雑草もすくすくと育ってしまったようです。このままじゃお花がかわいそうなので、本日は、熱中症対策に、自社商品「マスク用涼感スプレー」をお供に、花壇のお手入れをしました。

このブログでも何度か紹介していて、社員にも愛用者が多いマスク用涼感スプレー

実は、マスクの温度を下げるだけでなく、虫除け効果もあるんです。ご存じの方も多いと思いますが、蚊は、ミントからつくられたハッカ油などのスーッとする清涼感ある香りを嫌います。このスプレーにもその種の香料を使っています。そのおかげか、マスク用涼感スプレーを使って草むしりをしていると、顔周りに寄って来る虫が少ないように感じます。

(※マスク用涼感スプレーは、あくまでもマスクにスプレーする商品です。顔面や肌に直接スプレーすることはご遠慮ください。)

そんなわけで、自社商品の副作用ならぬ、副効果を感じつつ無事に草引きが終わりました。


見違えた花壇!!大満足です!

草引きをしていると、もう一つ嬉しい出来事がありました。
なんと!
冬に、私がひっそりと植えていたヤマザクラの苗木に、小さな葉っぱがついていたんです!


この苗、頂きものだったので、「枯れてもしょうがないかー」と軽い気持ちで花壇のすみっこに植えていたため、自分でも植えたことをほとんど忘れていたんです。私は面倒くさがりなので、本来土いじりは苦手なのですが、こうして新芽を発見したり、桜のつぼみを見つけると、心がぱっと明るくなるので、お花ってやっぱりいいなあと思いました。

桜が咲いたら、会社の駐車場で、お花見しながらお弁当を食べようと思います。


花粉症対策 私はこれで今年を乗り切ります!!

ブログ きの

3月も暖かくなり、卒業シーズンになってきましたね。

桜🌸の開花が今から楽しみです。

 

私にとってこの時期はとても大切な時期なのです!

はいそうです!!花粉症の季節です

 

花粉症・・・ほんっとつらいですよね。

ただでさえ、アレルギーや喘息などの薬を毎日飲んでいるのに・・

花粉症で目が・・・目が・・・・が※ムスカの叫びレベルです

かゆいんです!!

 

徐々に暖かい日が増えてくると、花粉症で悩まれる仲間が増えてくるのではないでしょうか。

通勤中に山の方から黄色い粉が「ふぁさ~」と舞っていたときは「あ゛あ゛ぁ・・・・」と悶絶した思い出があります。

 

先日、ウェザーニュースの記事で見たのですが、

「花粉症でつらい時間帯はいつか」というアンケートに対して「朝方」と答える人が多かったとのこと。

一番多かった時間が朝7時頃、2番目に多かったのが朝6時頃とのこと。

私も、朝起きてから目のかゆみ、くしゃみ、鼻水といった症状がでます。

この外出前の起き立ての時間帯に起こる花粉症を「モーニングアタック」と呼ぶとのこと。

 

原因として4つの理由が挙げられるとのこと。

1「花粉は重いので、室内に飛散しているものがやがて床の上へ落ちる。寝ながらそれを吸い込んでしまう」

2「起床する際、ふとんの上に積もったハウスダストが舞い上がり、それをまとめて吸い込んでしまう」

3「朝の鼻水の中に炎症を誘導する物質があり、それがアレルギー反応を引き起こす」

4「寝ているときの自律神経は、副交感神経優位になっていますが、目覚めると交感神経優位に切り替わります。そのタイミングで鼻が刺激過敏に陥る」

 

ではその症状を少しでも軽くするためにはどうしたらいいのか

● 夜寝る前にマスクをつけて花粉を吸い込まない

● 空気清浄機を使って、花粉を含むハウスダスト対策を行う。

● 湿度が下がると花粉症が出やすくなるので、加湿器を使って室内の湿度を保つ。

● 花粉症の薬を使って、医師の指導で治療する。※朝方に効果のピークがくるようにする

 

はい!! でてきました!! 本日言いたかったこと!!

 

一つ目!!

マスクをつける ← 寝る態勢って気管が締まるのでほんと苦しいんです。そんなときはこの商品がおすすめです。

 

マスク用涼感スプレースースースッ 除菌プラス 50ml|ビッグバイオ通販 (big-bio.com)

寝る時につけるマスクや出勤前に不織布マスクにシュシュっとスプレーするだけ。

清涼感で鼻のとおりがスーっとして気持ちいいです。

また、除菌効果もあるので、外出中にマスクを外した時にシュッとしてまたかける時に使用してます。

花粉症の季節が終わっても、夏のマスク使用という熱中症対策にも使えるのでおすすめです。

 

二つ目!!

加湿器をつけて乾燥を防ぐ ← 加湿って本当大切なんです。

なにが大切かは以前書いた記事に詳細を掲載しています。

https://big-bio.com/news/2790/

 

部屋が乾燥するとウイルスなどが活発に働きやすくなるといわれています。

しかも、最近は加湿器内に雑菌が繁殖し、空気中に雑菌をばらまくことで加湿器肺炎を誘発すると注意喚起もされています。

そんなときは、この商品がおすすめです。

 

ヨウ素DEすっきり加湿器用(3本入り)【クリックポスト対応商品】|ビッグバイオ通販 (big-bio.com)

ヨウ素の力で加湿器タンクや給水管などに繁殖しやすい雑菌を除菌します。

使用方法もとても簡単。不織布を加湿器タンクにポンっと入れるだけ。

タンク内の水がなくなったら、再度水を入れて使用するだけ

効果期間も約1か月使用できるので、毎月1日に新しいのに交換するだけ。

最初はうがい薬のようなニオイがするときもありますが、特に気にせず使用しています。

毎回給水時に液体を量っていれたりしなくてすむのでとても楽ができおすすめです。

 

ぜひ、花粉症対策にいかがでしょうか。

花粉については弊社研究室が絶賛研究中ですので、新商品に乞うご期待!!

それではこれからの季節、スギ花粉が終わってもヒノキが待っていますが・・・

皆さん頑張って乗り切りましょう!!

 

 

 

 


微生物の未来 〜 その4 微生物が産生するチトクロームP450 〜

社員ブログ tsu

タイトル:微生物の未来 〜 その4 微生物が産生するチトクロームP450 〜

 

こんにちは。ビッグバイオ研究部のtsuです。

2022年最初のブログになります。遅くなりましたが、本年もよろしくお願いします!

 

世界情勢が大きく動いて、いろいろと考えることが多くなったのではないでしょうか?

これに関連しているのかどうか不明ですが、急激にサイバー攻撃も増えてきていますね。

どこで何が繋がっているかわからないもので、ちょっとしたことが、ニュースの尻尾になるかもしれませんよ!

 

・ はじめに

今回は微生物の未来、その4 微生物が産生するチトクロームP450と題し、チトクロームP450というタンパク質について見ていくことにしましょう。きっと、微生物のさらなる可能性を感じて、微生物をより理解していただけると思います!

 

前回の「その3 微生物と2021年のノーベル化学賞」をまだご覧になっていない方は、こちらからお読みいただけます。

 

・ チトクロームP450とは?

Fig. 1 チトクロームP450の高次構造

リンクによる

 

チトクロームP450は、有機化合物に一原子酸素を導入するモノオキシゲナーゼ反応を触媒する酵素の総称です。単にP450やCYP(シップ)と呼ばれることがあります

(以下P450とする)。異物代謝や二次代謝産物の生合成など多岐にわたる生命現象を支えており、カビ、酵母、植物、昆虫、魚類、および哺乳動物にいたるまであらゆる生物に存在しています。

還元状態で一酸化炭素と結合したとき、450nm(可視光線の青色に近い波長)に吸収極大を示すことから、チトクロームP450という名前がつけられました。チトクロームとは、ヘモグロビンと類似した構造を持つタンパク質で、細胞呼吸における電子伝達系に関与しています。ところが、チトクロームP450は従来のチトクロームとは本質的に異なります。

チトクロームP450は生体内で多くの生理機能を持っています。例えば、ステロイドホルモンの生合成、胆汁酸の生合成、プロスタグランジン、トロンボキサン、ロイコトリエンなどの生理活性物質の合成、活性型ビタミンD3の生合成などに関与しています。このことから、薬物代謝のための酵素として考えられた時代もあるようです、現在は、薬物代謝のみならず、非常に有用性のある酵素であると認識されています。この酵素の反応パターンは、芳香環の水酸化、側鎖の水酸化、o-脱アルキル、脱ニトロ、脱ハロゲンなど多種多様で、生物の有機化合物分解にとってとても都合の良い反応系になります。

 

・ 微生物とチトクロームP450

P450を作り出す微生物として、Bacillus属、Streptomyces属、Mycobacterium属、Rhodococcus属、Pseudomonas属などが報告されています。

属を超えて広く分布していると考えられていますので、今後さらに多くの微生物にP450が発見されることが期待されます。

ここで、実際にどのような場面で役立っているのか例を見ていきましょう。

 

1. 農薬の分解

防虫剤として使われているカンフルはPseudomonas属により、酢酸とイソ酪酸にまで分解されます。

また、除草剤であるスルホニルウレアはStreptomyces属によって代謝されます。

 

2.有機塩素化合物の分解

Rhodococcus chlorophenolicusによって、ポリクロロフェノールを代謝する事が知られており、クロロフェノールはMycobacterium fortuitumによって代謝されることがわかっています。

また、土壌を燻蒸消毒する農薬であるクロルピクリンやBTM(ブロモトリクロロメタン)、DBPC(1,2-ジブロモ-3-クロロプロパン)なども代謝されることがわかっています。

 

3.芳香族炭化水素類の代謝

殺虫剤であるプレコセン2やベンゾピレン、エリスロマイシン、ワーファリン、テストステロンなどを代謝することがわかっています。

 

4.その他の有機化合物の分解

石油成分であるアルカン類を分解することがわかっています。オクタンやヘキサデカンなどが対象になるようです。

 

このように、さまざまな種類の有機化合物が対象になることがおわかりになることでしょう。

 

・ 最後に・・・・・

現在、日常的に何万種類という化学物質が使用されていると言われています。これら化学物質はさまざまな過程で環境中に放出され、大気圏や水圏、土壌などから検出されています。

環境中に放出された化学物質を除去することは非常に困難で、除去するため新たな化学物質を使用することもあります。ところが、一部の自然界に放たれた化学物質は、微生物が作用して分解・除去され環境に戻されていることも事実です。例えば、クロロホルム(1)、トリクロロエチレン(2)、テトラクロロエチレン(3)、ジクロロメタン(4)を始め、有機塩素化合物やポリビニルアルコール(5)、有機水銀(6)、有機スズ(7)、PCB(8)などを分解することも知られています。これら化学物質の分解に関与しているのが、今回のテーマであるチトクロームP450なのです。

ビッグバイオではBB菌を環境修復技術として利用しています。昨今、さまざまなバイオレメディエーション技術が注目される中、ビッグバイオは20年以上に渡り、微生物による環境浄化技術を開発、実践してきました。今回紹介してきたチトクロームP450に関する知見は、日々更新されていますが、推測の域を超えきれていない知見もたくさんあります。環境中で微生物がチトクロームP450をどのように作り出しているのか不明点が多いため、もし解明することができれば、環境浄化技術をより確かな技術として確立できると期待できます。

 

参考文献

  1.  Bagley, D. M. and Gossett, J. M.(1995)Chloroform degradation in methanogenic methanol enrichment cultures and by Methanosaricina barkeri 227.Appl .Environ. Microbiol.61 : 3195-3201
  2. Arciero, D., Vannelliti, T., Logan, M. and Hooper, A. B. (1989)Degradation of trichloroethylene by the ammonia- oxidizing bacterium Nitrosomonas europaea. Biochem. Biophys. Res. Commun. 159 : 640-643
  3. Freedman, D. L. and Gossett, J. M.(1989)Biological reductive dechlorination of tetrachloroethylene and trichloroethylene to ethylene under methanogenic conditions. Appl. Environ. Microbiol . 55 : 2144-2151
  4. Vannelli, T., Logan, M., Arciero, D. M. and Hooper, A. B.(1990)Degradation of halogenated aliphatic compounds by the ammonia-oxidizing bacterium Nitrosomonas europaea. Appl. Environ. Microbiol . 56 : 1169-1171
  5. Sakazawa, C., Shimano, M., Tanigichi, Y. and Kato, N.(1981)Symbiotic utilization of polyvinyl alcohol by mixed culture. Appl. Environ. Microbiol .37 : 747-756
  6. Olson, B. H., Barkay, T. and Colwell, R. R.(1979)Role of plasmids in mercury transformation by bacteria isolated from the aquatic environment. Appl. Environ. Micribiol .38 : 478-485
  7. 篠田純男, 大 木宏 有機スズ化合物と微生物 水環境学会誌15:505-510
  8. Ahmed, M. and Focht, D. D.(1973)Degradation of polychlorinated biphenyls by two species of Achromobacter. Can. J .Microbiol .19 : 47-52

tsu

研究部に所属するtsuです。時々、社内SEもしています。 研究開発に従事する傍ら、データ分析やアプリケーション開発、データサイエンス関係もしています。研究分野とIT分野を融合するような活動も していきたいですね。 専門はバイオテクノロジーです。