紫陽花の色が土壌によって変化する理由
こんにちは、enaです。
紫陽花の季節がやってきました!
いろんな場所で色とりどりの紫陽花を見かけます(^^♪
紫陽花の色は土壌のpHによって決まるというのは有名な話ですね。
酸性の土壌では青色に、アルカリ性の土壌では赤色になります。
では、なぜ土壌のpHで花の色が変わるのでしょうか?
それは紫陽花の花に含まれている色素が、アントシアニンという色素だからです。
アントシアニンは通常赤色の色素ですが、アルミニウムと反応すると青色になります。
つまり、アルミニウムをたくさん吸収した紫陽花は青くなり、あまり吸収しなかった紫陽花は赤色になります。
アルミニウムは酸性の土壌にたくさん含まれているので、酸性の土壌では紫陽花が青くなるのです。
では、皆さんの身の回りに咲いている紫陽花は何色でしょうか?
私の自宅に咲いている紫陽花は青色でした!
皆さんの身の回りにも青色の紫陽花が多いのではないでしょうか?
実は、日本は火山大国であることや、雨がたくさん降りカルシウムが流れてしまうという理由から酸性の土壌が多いので、青い紫陽花が多いのです。
ちなみに、ヨーロッパでは赤色の紫陽花が多いらしいですよ。
しかし、紫陽花の色を調整する方法はあります。
一番簡単なのは、肥料を使用してpHを調整することです。
土壌をアルカリ寄りに調整するには石灰や、苦土石灰などを加えます。
赤色の紫陽花が咲いているのを見かけたら、それは栽培者さんの努力の賜物かもしれません。
(青が多いというだけで、野生で赤色が咲くこともありますw)
ご自宅で紫陽花を栽培する際には、ぜひ「バイオの惠」をお使いください!
BB菌の働きで、植物の成長や栄養吸収を促進してくれるので、元気な紫陽花が咲いてくれると思います!
もちろん、紫陽花以外の園芸や家庭菜園でもお使いいただけるので試してみてください(^^♪