FABミスト;緊急事態宣言が出ましたので一旦整理しましょうか
こんにちは
研究開発室のcobaです。
2度目の緊急事態宣言が出されましたね。弊社のある熊本県も県知事から独自の緊急事態宣言が出されて警戒度が上がっています。
ここ最近の国内での爆発的な感染者の増加は、①冬の低温でウイルスの生存時間が伸びた、②寒いので窓を閉めきって喚起が滞った、③コロナ慣れして気がゆるんだ、などいろんな要因が考えられますが、まさにこれからが新型コロナ対策の正念場ではないでしょうか。
ここで弊社の除菌消臭剤であるFABミストに関して、一旦整理してみようと思います。理解しやすいように除菌の定番のアルコールと対峙させながら一覧にしてみました。
項目 | アルコール除菌剤 | FABミスト |
①除菌(細菌) | 効果あり | 効果あり |
②インフルエンザ ウイルスの不活化 |
効果あり | 効果あり |
③主な成分 | エタノール | 有機酸とグレープフルーツ種子抽出物(いずれも食品素材) |
④予防的な使用 | エタノールが揮発して効果が失われるので不可 | 成分が揮発せずにその場にとどまり持続的に働くので可能 |
①細菌の除菌に関してはアルコール除菌剤もFABミストも高い効果を示しており、FABミストの第三者機関での試験にてその効果が実証されています。
②インフルエンザウイルスの不活化に関してもエタノールが効果があり、昔から使用されています。FABミストに関しては成分の有機酸がインフルエンザウイルスに対する不活化効果を発揮することが確認されています。
ちなみに、ウイルスには細胞由来の被膜に包まれたエンベロープを有するウイルスと、包まれていないノンエンベロープウイルスがあります。インフルエンザウイルスはエンベロープを有するウイルスでノンエンベロープウイルスと比較して不活化されやすい傾向にあります。新型コロナウイルスもエンベロープを有するウイルスに分類されています。ただし、新型コロナウイルスでは直接評価できないのでなんとも言えない部分はありますが。。。
③アルコール除菌剤ではエタノールが主成分ですが、FABミストはいずれも食品素材である有機酸とグレープフルーツ種子抽出物の2つの成分が効果成分になっています。食品素材なので安心してご使用いただけます。
④予防的な使用ができるかという点ですが、ここは使用方法に大きく影響してくる重要な部分です。たとえば効果の持続性があればソファーやドアノブなど良く触れる場所にあらかじめスプレーしておいて時間が経っても効果が期待できます。エタノールは揮発性なのでスプレー直後は効果がありますが時間が経つと効果が失われてしまいます。一方FABミストの効果成分は揮発せずにそのままスプレーした場所にとどまるので持続的な効果が期待でき、予防的な使用が可能になります。この点はアルコール除菌剤にはない大きな違いになります。
先日、どうしても人が多い閉鎖空間に入らないといけない場面がありました。当然マスクはしていたのですが、マスクにFABミストをスプレーしていましたので、ただマスクをしているだけより安心感が格段に違いました。特に私の場合は自分で除菌持続性のデータを取っているのでなおさらでした。まさにFABミストの予防的効果を頼もしいと思った瞬間でした。この感覚は是非ともFABミストをご使用いただける皆さんと共有したい思いました。
近々日本でもワクチン接種が開始されますが、医療従事者などリスクが高い方から順番にとなるので、全員の接種が完了するまでにはまだまだ時間がかかります。また、ウイルスは変異を繰り返すものなので、いつワクチンの効果をすり抜ける変異株が出てくるかわかりません。まだまだ戦いは続きます。ワクチンだけを頼みにするのではなく、生活習慣やこまめな手洗いや除菌の習慣など多角的な対応を継続していくしかないことを多くの方々が認識して行動することが大事ではないでしょうか。
coba
製薬メーカーからの転職組で研究部で働いています。週末は釣りばっかりしてます。 オミクロンは感染力が強くてなかなか厄介ですね。まあ春が来ない冬は無いのでもうしばらく辛抱しましょう。