FABミスト@マスクにも使っています(^^)
こんにちは
研究開発室のcobaです。
すっかり春らしくなりましたね。
でも今年の花見は見るだけで宴会はなしですね。まあ大変な状況だし我慢しましょう。
わたしも近所の公園で椅子と読みかけの本を持ってひとり花見を実行しました。
これはこれで気持ち良かったですが。
そんなご時世なので日々マスクが手放せませんが、じゃんじゃん使い捨て出来るほどマスクは手に入らないしどうしても使いまわししますよね。
わたしも使いまわし派です。
ただ使いまわしていたらマスクが臭くなったりするので、FABミストを使って消臭しつつ快適に使っています。
ん? ちょっと待った!
FABミストは除菌もできるんじゃ!?
そうです。消臭だけじゃないのです。高い除菌性能があるし、アルコールと違って揮発しないのでその場にとどまって効果を持続します。
ほんとにそうなのかぁ?
だったら実験してみようじゃないの。
以前シャーレの上での持続性は確認しましたが、マスク表面ではまだ確認してないのでした。
というわけで今回はマスクを使っての除菌実験をやってみました(^^)
材料;研究室にあった普通のマスク(Nナントカといったすごいやつじゃないけど)
試験菌;実験用の大腸菌
菌の検出;ペタンチェックという丸いシャーレで、菌がいる場所に押し付けて菌が居ればコロニーができるすぐれもの。
方法は、いつものようにシンプルな実験です。
シンプルな実験のいいところは
①わかりやすい!
②効果が出た際のインパクトがでかい!
③いらん説明をしなくてよいw
※ややこしい実験だと、実験そのものを理解してもらうのに苦労しますからね。
で今回の方法は
・マスクの表面を2センチ四方にカット
・FABミストまたは70%アルコールを5回スプレー
・4日間放置して(結果的に乾く)
・大腸菌をスプレー
・30分後にペタンチェックして大腸菌を検出
以上
まあこんな感じですわ。簡単でしょう!?
これが使用したマスク
表面の不織布をカット
へぇーマスクって多層構造なんだぁ(何を今さらw)
シャーレに移します
それぞれ5回ずつスプレーします。
4日間乾かして1枚ずつ別のシャーレに移します。
これが大腸菌液のスプレーです(これで菌をばらまきます)
大腸菌をスプレーして30分待ってからペタンチェックします。
その結果がこちら
右側の70%アルコールのほうは大腸菌のコロニーが検出されましたが
左側のFABミストのほうには下のほうに1個だけ小さいコロニーらしきものがありますがそれだけです。しかも小さいコロニーの感じは大腸菌っぽくないしただのコンタミかもしれません。
うーんとてもいい結果です♡♡♡。
FABミストはマスク表面でも効果を発揮しますね。
それもスプレーして4日後にも除菌効果が確認できたので持続性があり予防的な使用も可能です。
※注意;ただしすべてのマスクで同じ結果が得られるかどうかはわかりません。
一方アルコールのほうは大腸菌が検出されましたが、これはまあ当然の結果で、アルコールはスプレーしてすぐに揮発してなくなっちゃいますしね。
さて、こうしてマスクの使いまわしの際の消臭だけでなく除菌も確認できたことから、これからもFABミストをスプレーしてマスクを使っていくことにしましょうかね。
とにかく早期にコロナウイルスが終息して、マスクなしで買い物などできる日が来るのを待つばかりです。
それまで弊社の製品が皆様の生活に少しでもお役に立てたらいいなと思います。
coba
製薬メーカーからの転職組で研究部で働いています。週末は釣りばっかりしてます。 オミクロンは感染力が強くてなかなか厄介ですね。まあ春が来ない冬は無いのでもうしばらく辛抱しましょう。